中小企業から大企業まで!社長の年間報酬・平均年収まとめ

更新日: 2016年3月2日

さん

どこの会社も社長が多くの年間報酬を得ていると思っている方も多いかと思います。そこで、大企業からベンチャーまでさまざまな規模の会社の社長報酬をまとめてみました。

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はじめに

Photo credit: free pictures of money via Visual hunt / CC BY

社長の年間報酬と言われて、どのようなイメージを持ちますか?社長と名前のポジションですから、当然たくさんもらってるんでしょ、と思うのが一般的なイメージだと思います。「社長」とひとくくりに行っても、大企業の社長もいれば、中小企業やベンチャー企業の社長もいます。それぞれの会社の規模によって、手にしている報酬は様々かもしれません。そんな社長の年間報酬について調べてみましたので、ご紹介いたします。

日本企業の社長の年間報酬

それでは日本企業の社長の年間報酬はどれぐらいでしょうか?「2013年 役員の報酬等に関する実態調査(一般財団法人労務行政研究所)」によりますと、社長の平均年間報酬は4,381万円と4,000万円台となっています。同じく労務行政研究所が実施した「2013年度モデル賃金・年収調査による従業員の年収と、今回調査による社長の平均年間報酬を比較してみると、大学卒・総合職25歳の従業員のモデル年収(2013年度の年間定 期給与+12年年末賞与+13年夏季賞与)は約364万円であり、社長の平均年間報酬(4,381万円)はこの年収の約12倍にさらに、同調査の役職別年収の水準と比較すると、社長の水準は課長(766万円)の約5.7倍、部長(986万円)の約4.4倍となっています。

それでは、社長の平均年間報酬を、会社の社員数による規模別にみていきましょう。

【大企業社長の平均年収について】

「2013年 役員の報酬等に関する実態調査(一般財団法人労務行政研究所)」によると、従業員数1,000人以上の企業の社長の平均報酬は5,643万円と5,000万円台の後半に達しています。一方、従業員数300~999人の企業の社長の平均年間報酬は4,043万円となっており、約950万円の差がついていることがわかります。

【中小企業/ベンチャー企業の社長の平均年収について】

従業員数300人未満の企業の社長の平均年間報酬は3,109万円となっており、1000人以上の従業員数の企業と300人未満の従業員数の企業との水準差は約1.8倍になっています。
このことにより、従業員数による企業の規模によって、社長の平均年間報酬に差が出てくるということが分かりました。

平均年収が高い社長と低い社長の違い

Photo credit: World Economic Forum via Visual hunt / CC BY-NC-SA

同じ「社長」という名前でも、平均報酬に差があることとして、企業の従業員数によって違いがあるということについては上記で述べました。そのほかに報酬が高い社長と低い社長とでは、どのようなちがいがあるのでしょうか?ご紹介していきましょう。

【年間報酬が高い社長】

平均年間報酬が高い社長というのは「オーナー経営者・創業者」か「スカウト人材」か「外国人」かと言われています。

①オーナー
オーナーかどうかということは、社員から見ればあまり関係ないことですが、経営者側から見れば非常に大きな要素となります。もしも会社が傾くようなことになれば大変なことになります。私財を投じて会社を興し、銀行借り入れに個人保証を付けられ、多大なリスクを背負いんでいるわけです。現在の貢献というだけでなく、このようなリスクも加わると考えると納得もいきます。このような社長としてはソフトバンクの孫社長やファーストリテイリングの柳井社長が当てはまります。

②スカウト人材
社長就任後に創業者でもなく、オーナーでもない社長が、企業価値向上に功績を与えた企業の社長のことを言います。例としてよく挙げられるのは、信越化学工業の金川千尋会長です。日本経済のバブル崩壊後も、着実に業績を伸ばし、高収益企業としての地位を揺るぎないものとしました。また、富士フイルムHDの古森重隆会長も、写真フィルム市場が急速に縮小する中、デジタル化、更には医療分野への大胆な事業転換により、会社をピンチから 救ったとされています。中小企業でも、就任後に業績を大幅アップさせたり、企業危機から立て直しを実現したような社長は少なくありません。

③外国人
一般的に外資系企業の役員報酬は日本企業と比べて格段に高いと言われています。日本企業において、外国人社長で最も報酬を得ているのは、日産自動車のカルロス・ゴーン社長です。ゴーン氏自身も、「CEO(最高経営責任者)のことを日本企業のトップとしてではなく、グローバル企業のトップとして見てもらいたい」「優秀な人材を集めるためには、高額な報酬を与えることは重要なツールである」と考えているようでもあり、外資系企業にとっては当たり前のこととして捉えられています。

【年間報酬の低い社長】

報酬の低い社長というのは、業績不振企業の社長ということが最も多いと言われています。社長の報酬は、役員報酬が大きな割合を占めているため、業績不振が続くと役員報酬に大きな影響が出て来てしまい、結果として年間の報酬が低下してしまうのです。ということで、従業員の給与より変動が激しいともいえます。下手をすると、社員よりも年収の少ないという社長がいるかもしれませんね。

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