ボーナスの税金高すぎ!手取りの平均ってどのくらい?

更新日: 2017年2月18日

さん

ボーナスではどのぐらいの税金が引かれているか知っていますか?思ったよりも手取り額が少なかったりしたことないですか?

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はじめに

まもなく12月、冬のボーナスが支給されるという方も多いのではないでしょうか?ボーナスからも税金が引かれているということはご存知でしたか?私は初めてボーナスが支給されたとき、ボーナスが引かれていることに驚いたものです。今考えると当たり前のことなのですが、あの時はボーナスといえば丸ごと自分の手取りになると勘違いしていました。ということで、ボーナスにおける税金のことについてご紹介してまいります。

ボーナスにかかる税金について

Photo credit: jrkester via VisualHunt.com / CC BY-NC-SA

毎月のお給料と同じように、ボーナスからもいろいろな税金などが天引きされます。ボーナスから天引きされるものとしては、「健康保険料(40才以上の人は介護保険料も含む)」「厚生年金保険料」「雇用保険料」があり、税金として「所得税」が含まれます。「住民税」は天引きされませんので、注意してくださいね。

健康保険料

健康保険料とは、被保険者である本人とその扶養家族が、病気やケガ、出産、死亡したときなどに、給付が受けられる健康保険の保険料のことをいいます。この制度に加入している と、病院で治療を受けたときの支払いが原則として治療費の3割となり、療養のために会社を長期で休んだ場合には傷病手当金という給付を受け取ることができます。

厚生年金保険料

厚生年金保険料とは、被保険者である本人が老齢、障害、死亡の状態になったときに、給付が受けられる厚生年金の保険料のことをいいます。この保険料を所定期間おさめていれば、要件を満たしたときに、老齢年金、障害年金、遺族年金などの給付を受けることができるようになります。

雇用保険料

雇用保険料とは、被保険者である本人が失業したときなどに、給付が受けられる雇用保険の保険料のことをいいます。この保険料を所定期間おさめていると、失業したときに基本手当がもらえたり、資格試験講座の受講などに際して給付金がもらえる教育訓練給付を利用することができるようになります。

所得税

所得税とは、1月1日から12月31日までの1年間に得た所得に対して課せられる税金のことをいいます。収入額や扶養親族の有無などによって税額が決まり、平成49年までは復興特別所得税が上乗せされています。

あまり知られていないかもしれませんが、昔はボーナスから社会保険料が、引かれていなかったそうです。2003年の4月から「総報酬制」というものになったことにより、ボーナス にも社会保険がかかるようになったそうです。「総報酬制」とは、給与だけに社会保険をかける方法ではなく、年間総報酬に社会保険をかける方法ということです。だからと言って、税金が少なくなったわけではなく、給与からの控除金額が低くなってるはずです。それは不公平をなくすためにはじめられたそうです。ボーナスなしで高給の人と、ボーナスありで給与が抑えめの人では税金の課せられ方が大きく違ってくるからということです。

手取り金額はどれぐらい?

Photo via VisualHunt

一般社員の平均支給額に対する手取り金額のシュミレーション

税金などを差し引かれた後、実際の手取り金額はどれぐらいになるのでしょうか?価格.comリサーチによると、2014年の冬のボーナスの平均支給額は58.5万円だったそうです。その金額を基にして、手取り額を試算してみましょう。
賞与(ボーナス)手取り額の計算(シミュレーション)」
http://moneybridge.main.jp/calculation/bonus1.htm
という、無料のボーナス手取り額試算サイトを使って算出してまいります。

(例1)ボーナス支給額58.5万円、年齢35歳、配偶者なし

賞与(ボーナス)の額面金額(円) 558000
控除額合計(円) 111566
厚生年金保険料(被保険者負担分)(円) 46777
健康保険料(被保険者負担分)(円) 27816
雇用保険料(被保険者負担分)(円) 2790
介護保険料(被保険者負担分)(円) 0
源泉所得税(円) 34183
手取り額(円) 446434
賞与(ボーナス)の額面金額(円) 558,000
控除額合計(円) 111,566
厚生年金保険料(被保険者負担分)(円) 46,777
健康保険料(被保険者負担分)(円) 27,816
雇用保険料(被保険者負担分)(円) 2,790
介護保険料(被保険者負担分)(円) 0
源泉所得税(円) 34,183
手取り額(円) 446,434

(例2)ボーナス支給額58.5万円、年齢35歳、配偶者あり

賞与(ボーナス)の額面金額(円) 558,000
控除額合計(円) 100,171
厚生年金保険料(被保険者負担分)(円) 46,777
健康保険料(被保険者負担分)(円) 27,816
雇用保険料(被保険者負担分)(円) 2,790
介護保険料(被保険者負担分)(円) 0
源泉所得税(円) 22,788
手取り額(円) 457,829

(例3)ボーナス支給額58.5万円、年齢45歳、配偶者あり

賞与(ボーナス)の額面金額(円) 558,000
控除額合計(円) 104,496
厚生年金保険料(被保険者負担分)(円) 46,777
健康保険料(被保険者負担分)(円) 27,816
雇用保険料(被保険者負担分)(円) 2,790
介護保険料(被保険者負担分)(円) 4,325
源泉所得税(円) 22,788
手取り額(円) 453,504

上記の例で、(例1)と(例2)を比較してみますと、年齢は全く同じですが、(例1)の手取り額は、446,434円、(例2)は457,829円と(例2)の方の手取り額が多くなっています。これは、配偶者の有無により、配偶者控除が反映されていることが理由となります。また(例2)と(例3)を比較した場合、(例3)の手取り額は453,504円となっています。条件としては、配偶者の有無については同じですが、年齢が異なっています。40歳を越えると介護保険料が引かれることになるため、その金額分だけ(例2)の方の手取り金額が多くなっていることがわかります。支給額が同じであっても、様々な条件により、実際の手取り額は異なってくるということがわかりました。

新入社員の平均支給額に対する手取り金額のシュミレーション

2015年夏のボーナスについて、新入社員の平均支給金額は大学卒業で8万円だったそうです。その金額を基にして試算を行ってまいります。

(例)ボーナス支給額8万円、年齢23歳、配偶者なし

賞与(ボーナス)の額面金額(円) 80,000
控除額合計(円) 14,361
厚生年金保険料(被保険者負担分)(円) 6,706
健康保険料(被保険者負担分)(円) 3,988
雇用保険料(被保険者負担分)(円) 400
介護保険料(被保険者負担分)(円) 0
源泉所得税(円) 3,267
手取り額(円) 65,639

新入社員の平均支給額から試算をすると、約65,000円の手取りとなりました。
たとえ支給金額が少なくても、平等に税金が引かれるため、手元に入ってくる金額は思ったより少ないと感じる方も多いかもしれませんね。

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