年収500万が濃厚な仕事・職種は?手取りや平均貯金額など想定まとめ

更新日: 2016年4月27日

maemae さん

年収500万円と聞いて、多いと思うでしょうか?少ないと思うでしょうか?いずれにしても、生活していくためには、実際の手取りを知り、貯金額などを検討する必要があります。年収500万円での生活について考えてみましょう。

achievement-bar-business-chart-coin-coins-diagram

国税庁の調査によれば、日本人の平均年収は約415万円だと言います。男性のみに絞っても約514万円ですから、世代間で差があるとはいえ、年収500万円は平均以上と言えるでしょう。ですが、本当に大事なのは年収ではなく、それをどう使うか。お金の話題は人とはしづらいものですが、この記事を通して、手取りや貯金額について考えてみましょう。また、これから社会に出るという人向けに、年収500万円はカタい堅実な仕事についてもご紹介したいと思います。

年収500万の手取り金額は?

money-bank-note-euro-hand-banknote-currency-2

ご存知の方も多いとは思いますが、「年収」とは、会社などから支払われる大元の賃金(総支給額)のこと。実際に被雇用者が給料として受け取る「手取り」の金額は、そこから各種税金が引かれたものになります。税金は様々な要素によって変わりますが、ここではおおよその手取り金額を計算してみたいと思います。
収入にかかる税金は、基本的に、所得税と住民税の2種類があります。課税額は家族構成に大きく影響されますが、ここでは仮に独身の場合について考えていきます。

所得税

所得税は、給料として受け取る金額に応じてかけられる税金です。ごく簡単に言えば、給与収入から様々な控除を引いた金額が課税対象(課税所得)となり、そこに所得税率をかけ、さらに別の各種控除を引いたものが所得税の金額になります。

所得税 = 課税所得 × 所得税率 – 各種控除

というわけです。控除の額は保険料などによって変わってきますが、ここではそれらについては考えないこととします。給与収入を500万円とすると、すべての納税者に適用される所得控除と基礎控除によって190万円ほど引かれた約310万円が課税所得となります。この場合、所得税率は10%、所得税の控除額は9万7500円ですから、310万×0.1-9万7500で約21万円が所得税として徴収されることになります。

【参考】https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2260.htm

住民税

住民税とは、自分が住んでいる都道府県と市区町村に対して納める地方税のことを言います。計算式は所得税とほぼ同じで、

住民税 = 課税所得 × 住民税率

によって求められます。年収500万円の場合、課税所得は所得税とほぼ同じで約310万、税率は都道府県に対するものと市区町村に対するものを合計して10%で、住民税は約31万円が徴収されます。

上記2種類の税金を考慮すると、独身の場合、年収500万円なら手取りは450万円ほどになると言えます。

【参考】http://juuminzei.com

扶養家族がいる場合

結婚して奥さんや子供などの養う家族ができると、かかる税金の金額が変わってきます。扶養家族がいる場合、税金計算の対象になる「課税所得」から更に38万円が控除され、年収500万円の場合、全体として7〜8万円ほど税額が軽減されます。
ただし、扶養に入っている家族がパートやアルバイトなどで働きに出る場合、その年収が106万円を超えると扶養による税金の控除が受けられなくなるので注意が必要です。

【参考】https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1180.htm

実際の手取り額

ここまでは税金についてのみ考えてきましたが、実際には税金の他にも社会保険などの保険料が給料から天引きされるケースが多いと思われます。そのため、実際の手取り額は約400万円が目安とされているようです。

20代〜30代で年収500万到達が目指せる仕事・職種は?

typing-desks-working

日本人男性の平均が年収500万円程度ですから、20代〜30代で年収500万円に到達する人はそんなに多いとは言えません。20代、30代のうちに年収500万円を超える主な職種としては、
・医師
・弁護士
・公認会計士
・税理士
などの資格を必要とする職業や、
・総合商社
・コンサル
・メガバンク
・保険会社
などが挙げられます。

年収500万だとどんな生活?

baby-caucasian-child-daughter-family-father-girl

独身の場合

年収500万円で独身の場合の手取りは約400万円。ボーナスの制度は会社によって異なりますが、仮に「1年に2回支給・月収2ヶ月分」だと考えると、1月あたりの給料は約25万円になります。この月収でどのような暮らしができるか考えてみましょう。
一般的な生活を考えると、一人暮らしで必ず発生する支出は以下のようなものだと考えられます。
・家賃
・光熱費
・通信費(携帯電話など)
・食費
家賃については住む場所によって大きな差がありますが、ここでは東京に住む場合を考えていきます。不動産情報サイト「HOME’S」によれば、東京23区内の家賃相場は、最も高い港区で12.05万円、最も安い葛飾区で6.07万円です。また、23区外に住むことを考えれば4.5万円〜7万円ほどが相場になるようです。光熱費1万円、通信費1万円、食費4万円と仮定すると、11万円〜18万円はどうしても必要な出費と言えるでしょう。
月あたりの手取りが約25万円ですから、自由に使えるお金は7万円〜14万円ほど。社会人には飲み会などの付き合いもありますから、7万円は簡単に使ってしまう金額だという人も多いかもしれません。特に事情やこだわりがなければ、家賃の安い地域に住むことが、最も効果的な節約です。

4人家族の場合

次に、子供2人と夫婦の4人家族の場合について考えていきましょう。当たり前ですが、家族の人数が増えればかかるお金もそれだけ増えてしまいます。また、子供が生まれれば広い一軒家を買う場合もあるでしょうから、住宅ローンも相当額かかるかもしれません。仮に、生活費の内訳を
・住居費(家賃or住宅ローン):8万円
・光熱費:2万円
・通信費:1万5千円
・食費:5万円
とすると、これだけで16万5千円。年収500万円、月収25万円だとすると残りは8万5千円です。この他にも、種々の保険料や日用品を購入する費用、車を持つ場合は税金をはじめとする維持費もかかります。おそらく、3万円〜6万円ほどが自由に使えるお金になり、この中からおこづかいや貯蓄にあてるお金を捻出していくことになるのではないでしょうか。
とはいえ、これは子供の学費や習い事の費用を考えない場合の話。これらに莫大なお金がかかることを考えると、子供が小さなうちから、あるいは生まれる前からしっかりと貯金をしておく必要がありそうです。
当然、子供3人、あるいはそれ以上の場合にはさらに支出が増えますので、結婚の際にしっかりと家族計画について考えておく必要がありそうです。

年収500万の貯金プラン

achievement-bar-business-chart-coin-coins-diagram

ここでは結婚してから子供が生まれて成長するまでの長期的な貯金プランについて考えてみたいと思います。

結婚〜子供が生まれるまで(夫婦が20代)

家族が夫婦2人のみの間は、生活にかかる金額も少ないため貯金のチャンスです。可能であれば、子供が生まれる前に500万円ほどの貯蓄があれば安心でしょう。子育てがない分、共働きがしやすいのも特徴です。1人分が年収500万円でも、2馬力であれば貯金をする余裕も十分ありそうですね。貯金ができるまでは女性もフルに働いて、それから子供を作るという手もあります。
また、この時期から学資保険に加入してしまうのもおすすめです。私立大学であれば1年に100万円以上の学費がかかりますから、4年間では450万〜500万円。それだけの金額を計画的に貯金するのはなかなか大変です。学資保険は戻り率が100%以上のものも多くありますから、早いうちから加入しておいて損はないでしょう。

子供が〜小学生(夫婦が30代)

子供が生まれてからは、支出も一気に増え、継続的に貯金をするのは大変になることでしょう。上に書いたとおり、貯金に当てられるお金は月々3万円程度が精一杯かもしれません。お子さんがそれなりの年齢になるまでは奥さんが働きにでるのは難しいでしょうから、この時期には無理に貯金を考えない方がよいかもしれません。その分、子供が生まれる前からしっかりと計画を立てておく必要があるということになります。

子供が中学生〜(夫婦が40代)

このくらいになると、お子さんもかなりしっかりしてきて、お母さんにも余裕が出てくるかもしれません。余裕があれば、パートなどで働きに出るのも1つの選択肢です。この場合、年収が106万円を超えると扶養から外れてしまうので注意しましょう。パートなどで100万ほどの年収があれば、学費や習い事の費用の面でもかなり楽になるでしょう。

まとめ

年収500万円は十分平均以上と言えますが、だからと言って必ずしも余裕があるとは言い切れないのが今の世の中です。ご自分の生活や家族計画と照らしあわせて、計画的なお金の使い方をしたいですね。

achievement-bar-business-chart-coin-coins-diagram

この記事が気に入ったら
いいねしよう!

MONKEYの最新情報をお届けします!

このまとめのキュレーター

maemae

さん

出版社、広告代理店を経て、Web広告を扱う仕事に。今までコツコツと身につけてきた金融まわりの知識をわかりやすく書いていこうと思っています。

まとめの内容について運営スタッフへ報告
maemae

さん

出版社、広告代理店を経て、Web広告を扱う仕事に。今までコツコツと身につけてきた金融まわりの知識をわかりやすく書いていこうと思っています。

Monkey[モンキー] – キュレーションサービス